参加者へのフォローアップを行う

参加者へのフォローアップを行う

多くの企業が見落としているのが、ウェビナー後のフォローアップ。
せっかく参加者を集めたのに、メール1通で終わっていませんか?

実は、“成果が出る会社”と“出ない会社”の差は、ウェビナー後にどう動くかで決まります。
ここでは、売上や商談に直結するフォロー設計の具体施策を紹介します。

参加者を3タイプに分けて「温度差対応」する

全員に同じフォローをしていませんか?
実際の参加者は、以下の3タイプに分かれます。

タイプA 最後まで視聴+アンケート回答 → 高関心層 タイプB 途中で離脱+一部記入あり → 中関心層 タイプC タイプC:申し込んだが不参加 → 潜在層

この「温度差」を無視した一斉メールでは、せっかくの興味が消えてしまいます。
それぞれに合わせて、フォローを変えましょう。

タイプA:24時間以内に“パーソナル営業メール”を

もっとも熱いこの層は、“今すぐ検討中”の可能性が高いです。
『鉄は熱いうちに打て。』と言いますよね。ウェビナー直後、即営業パスが鉄則です。

メール例

件名:〇〇様の課題に合わせた資料をご用意しました
本文:
〇〇様
本日はウェビナーへのご参加ありがとうございました。
アンケートでご回答いただいた「○○の課題」に対応する事例をまとめました。
5分だけお時間をいただければ、直接ご説明も可能です。
▶ [商談予約カレンダーリンク]

→ 「あなたのためだけ」+スピード感が信頼とアポ率を生みます。

タイプB:離脱後の“おいしい話”で再点火する

この層は「関心はあったけど、何かが引っかかってやめた」人たち。
WebinarBaseで離脱タイミングを分析し、「この後に話された〇〇が見どころです」などと伝えるのが効果的です。

FOMO(見逃し恐怖)を刺激する文脈例 「離脱された後に、貴社と同業である〇〇業界での導入事例が紹介されました」
「後半に“コスト50%削減事例”が登場します。ここだけでもぜひご覧ください」

さらに、要点をまとめたダイジェスト動画+スライドを添付して「気軽にもう一度見られる」形に。
→ 「見たくなる理由」を再設計してあげましょう。

タイプC:「見逃した人だけが得する設計」で再接点を

申し込んだのに参加できなかった人=もう少しで火がついた層。
ここには「限定」×「特別」×「あなたのため」を組み合わせます。

アプローチ例1

件名:【未参加者限定】あの反響事例だけ公開中
本文:
ご参加できなかった方のために、当日話題になった事例パート(5分)だけを特別に公開中です。
▶ 視聴リンクはこちら

アプローチ例2(申し込み時アンケートを活用)

件名:【あなたの課題「○○」に関する事例をまとめました】
本文:
〇〇様
お申込み時にご記入いただいた「○○に興味がある」とのコメント、ありがとうございます。
実は今回のウェビナーでまさにこのテーマが話題となり、多くの反響がありました。
今回はご参加いただけなかった方限定で、その該当パートを含むオンデマンド配信を特別にご案内いたします。短時間でご覧いただける内容になっておりますので、ぜひお役立てください。
▶ [オンデマンド配信を見る]

→ 自分宛の言葉で送られると、「あ、これは自分のためのメールだ」と思わせることができます。

“1クリック診断”で、興味を再燃させる

アンケート未回答・反応が薄かった人には、メールで追っても刺さりにくい。
そこでおすすめなのが、3問でできる診断コンテンツ

例えば… 「あなたの業務改善タイプ診断」→ 診断結果から、自社サービスや資料DLに自然につなげる設計

★LINE公式・SMSで送ると開封率がさらにUP!

→ 手軽に「つい押してしまう」動線を作りましょう。

3.アンケート未回答者には“インセンティブ再送”を

反応がない=興味がなかった、ではありません。
ただ「ちょっと面倒だっただけ」の人も多いです。

メール例

件名:【10名限定】Amazonギフト券が当たるアンケート再送
本文:
本日のウェビナー、いかがでしたでしょうか?
1分だけご協力いただければ、抽選でAmazonギフト券をプレゼントいたします。
▶ アンケートはこちら

→ 全体傾向の把握にもつながるので、次回企画の改善にも有効です。
※プレゼント目的の雑な回答には注意しましょう。

ウェビナーの本番は“終了後”に始まる

ウェビナーは「準備9割」と言われますが、成果に直結するのは終了後のフォロー設計です。

成功する企業が実践している4つのポイント ・参加者を温度別に分類し、それぞれに合った動線を設計する
・再接点の導線を豊富に持つ(診断・限定動画・特別資料など)
・あなたに向けた”と伝わるメールで差別化する
・スピード命。24時間以内のアプローチで信頼を勝ち取る

このレベルのフォロー設計までやっている企業は、まだごく一部。
だからこそ、実践すれば一歩抜け出せます!
「ウェビナーは終わってからが勝負」この意識が商談数を大きく変えます。


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